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着物に関する本

着物好きな方に・・読書備忘録その1

読書とは縁遠かった私も40代となり、読書の時間を愉しむ時間を持てるようになりました。

 

受信の情報がTVやスマホなどに偏りつつある中で、本を通じて世の間の見え方が変化したり自分自身のこれからの生き方を見直すきっかけになっているように思います。

私が最初におススメする本は 林真理子さんの 『着物をめぐる物語』です。

 

 

最近は着物に興味をお持ちになりはじめると、youtubeの着付け動画で勉強されて上手に着物を着られる方も多いようです。動画だけでこんなに上手に着られるようになるなら もっと沢山の方に着物を着てお出掛けしていただきたいものです。自分でお着物が着られるようになったら、是非次は着物の知識をもっと深められることをおススメいたします。

着物を着られる方でも、意外と季節や素材の違いや柄模様による決まり事など、ご存じない方もいらっしゃるようです。

日本独特の季節感で四季を重んじたり、相手への謙遜や敬意を衣裳で表現する民族性。着物にはこれらが凝縮されています。私は着物を通じて、先人たちが何を愛し、何を重んじてきたかを知ることも 着物を学ぶ魅力の一つだと考えます。

それらを学ぶには、家族や友人でお着物好きの方に教えていただいたり、呉服店の店主から商品をとおして説明いただいたり、当教室のような着物の学びもカリキュラムに入っている着付け教室で学ぶ などございます。

今は60代70代といった世代の方々も、茶道や日本舞踊のように和のお稽古でもされていないと着物とは縁遠い方が多く、なかなか周囲に着物についてアドバイスをいただける方が少ないようです。また、着物の勉強にと呉服店に足を運べるようなかたは 大きなお財布をお持ちの方かかなりの勇者でしょう。一番のおススメはお近くの着付け教室で信頼のおける先生より勉強をされることですが、なかなかリサーチが難しいかと。

とにかく、楽しく着物についてもっと触れてみたいなという方にはまずは林真理子さんの本『着物をめぐる物語』をおススメいたします。林真理子さんといえば大河ドラマの『西郷どん!』の原作者。『源氏物語』や『正妻 慶喜と美賀子』『白蓮れんれん』などこれから私が読みたいと思っている作品もまだまだ沢山あります。すでに読んだ長編はまたの機会にご案内したいと思いますが、この短編集は、題名にもあるようにそれぞれの物語の中心が着物となっており、時代や人物の背景が着物とがとっても深く描かれています。なんといっても、お着物好きの林真理子さん。きっと一つ一つの物語を執筆される度に、大変なリサーチをされたのだろうということも伝わり、一話読み終える度に大きな満足感をいただきました。それぞれの時代の中で、着物が日本人にどうかかわっていたのかが頭の中に映しだされ それはドTVドラマを観ているようでした。季節柄おススメは五話目の「歌舞伎座の幽霊」。お読みいただければ少し背筋もひんやりとされて涼しくなられるかと・・・ とにかく、どのお話も大変面白いので お読みになられた方にはお気に入りのお話のご感想をお伺いしたいものです。

 

宮本

 

 

 

 

 
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